物販を半年でやめました。副業をやめる判断で見ていた2つのこと

片付いた小さな倉庫から、明るい都市の道へ歩き出す男性の後ろ姿を描いた雑誌挿絵
「せっかく始めたのに、やめてもいいのかな」
「副業をやめるときは、何を基準に決めればいいんだろう」

副業をやめるかどうかで迷う方は、多いと思います。私は最初の副業だった物販を、半年でやめました。やめる目安を決めていたわけではありません。それでも、あまり迷いませんでした。

前回は、物販の在庫の話を書きました。今回は、その物販を「やめる」と決めたときの話。


やめる目安は、決めていなかった

物販を始めるときに決めていたのは、仕入れの上限でした。お金は約50万円、置き場所は自分の部屋に置ける分まで。

「半年たったら見直す」といった、やめる目安までは決めていませんでした。それでも、やめるときは、あまり迷わずに決めています。

見ていたのは、2つのこと。


やめると決めた2つの理由

1. Webライティングを、やりたかった

ひとつは、Webライティングをやりたかったこと。

いつか、自分のブログを持ちたい。その準備として、書く力を磨いておきたい。物販に使っていた時間を、書くことに移したいと考えていました。

2. 工数に見合う収益が、残らなかった

もうひとつは、半年続けても、収益がそこまで伸びなかったこと。

物販は、売れそうな商品を調べ、仕入れルートを探し、店舗も調べる。物販の1本目にも書いたとおり、思っていた以上に工数がかかります。本業と家庭があるなかで、その時間は軽くありませんでした。

かけた工数に対して、手元に残る金額が見合わない。これが、2つ目の理由。


物販だけを見ずに、次にやりたいことと比べた

2つを並べると、答えははっきりしていました。同じ時間を、物販に置くか、書くことに置くか。比べてみたら、書くほうでした。

やめるかどうかを物販だけで考えると、どうしても「続けられなかった」という話になります。でも、次にやりたいことと並べれば、それは選択。逃げ出したのではなく、比べた結果でした。

振り返ると、あまり迷わずにすんだのは、次にやりたいことがはっきりしていたからかもしれません。


やめ方:値下げして、Amazonとメルカリの両方に出した

やめると決めてから、残っていた在庫は、いつもより思い切って値下げしました。Amazonだけでなく、メルカリにも同時に出品。値下げしたぶん、利益は削れます。そのかわり、ほとんどはそこで売れました。

それでも、何点かは売れずに残りました。最後の在庫が売れたのは、やめて1年ほどたってからです。この在庫の話は、前回くわしく書きました。

やめると決めた日と、物販が本当に終わった日は、同じではありませんでした。後片づけには、時間がかかる。これも、やってみて分かったこと。


やめたのは物販で、副業ではない

物販はやめましたが、副業そのものをやめたわけではありません。

副業の選び方で書いたとおり、副業を始めた理由は2つ。資産形成を早めたかったことと、サイドFIREのあと、個人事業主として稼げる力をつけておきたかったことです。物販をやめても、その目的は変わりませんでした。

物販のあとは、Webライティングを2年ほど続けて、100記事以上を書きました。いまは、このブログを書いています。

物販をやめて空いた時間が、Webライティングに、そしてこのブログにつながった。やめる判断も、次の一歩の一部だったと思います。


これから副業をやめるか迷っている人へ

やめる目安を決めていなかった私が、実際に見ていたのは次の2つでした。

  • 次にやりたいことと並べたとき、いまの副業に時間を置き続けたいか
  • かけている工数に対して、手元に何が残っているか

もうひとつ、やめると決めても、後片づけには時間がかかる前提でいたほうがいいと思います。物販なら、在庫。私の場合、最後の在庫が片づくまでに、1年ほどかかりました。

副業をやめるのは、次の何かを選ぶこと。比べる相手がはっきりしていれば、やめる判断で迷いにくくなると思います。

まとめ:やめる判断は、次にやりたいことと比べて決める

物販を半年でやめて、振り返って思うのは、やめる判断は物販だけを見ていても決まらない、ということ。

  • やめる目安は決めていなかったが、あまり迷わなかった
  • 見ていたのは「次にやりたいこと」と「工数に見合う収益か」の2つ
  • やめると決めても、最後の在庫が売れたのは約1年後
  • やめたのは物販で、副業そのものではない

物販で大きく稼げたわけではありません。それでも、やめると決めたから、Webライティングに時間を移せました。始める判断と同じように、やめる判断も大切にしたいと思います。

🌱 最後に、ひとつだけ

いまの副業を続けるか迷ったら、「次にやりたいこと」をひとつ書き出して、いまの副業と並べてみてください。私が物販をやめたときに見ていたのも、次にやりたいことと、かけた工数に対して残るものの2つでした。

明日もまた、歩きながら考えます。


はいと はいと
40代・4人家族のビジネスパーソン。
毎朝、歩きながらお金と人生のことを考えています。

※本記事は、私自身の経験にもとづく考え方です。副業の向き不向きややめ方には個人差があります。続ける・やめるの判断は、ご自身の状況に合わせて行ってください。


情報の出どころ

  • 本記事は、私自身が物販を半年でやめた経験(3年ほど前)にもとづいています。外部資料は使用していません。
  • 物販の在庫の話は前回の記事に、物販で学んだお金の流れは物販の1本目に書いています。
  • 副業を始めた目的と、選ぶときの軸は、副業の選び方で整理しています。

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