ブログが続かない人へ。私が「更新を止めない」ために作った3つの仕組み

朝の川沿いに規則正しく続く並木道と、ベンチのノートを描いた雑誌挿絵
「三日坊主の自分に、ブログなんて続くのだろうか」

続くかどうかは、根性ではなく仕組みで決まりました。

私の仕組みは3つ。ネタは、毎朝の歩きから拾う。出す日を、水曜と日曜に先に決める。調子のいいときに書きためて、ストックを持つ。いまも、公開を待つだけの下書きが10本以上あります。続ける自信がなかった私も、この3つの仕組みで、更新を止めずにこられました。

続かないのは、意志ではなく仕組みの問題だった

ブログが続かないと、つい「自分は飽きっぽいから」「意志が弱いから」と考えてしまいます。

実際、私はもともと、何かを長く続けるのが苦手です。毎日の日記も、続きませんでした。Webライティングを2年続けられたのも、仕事として引き受けて、続けざるを得ない状況に自分を置いたからでした。意志で乗り切ったわけではありません。

ブログには、締め切りも、待っている相手もいません。だからこそ、放っておくと止まる。 それが分かっていたので、始めるときから仕組みのほうを考えていました。

続けてきて実感しているのは、続くかどうかは、やる気の量ではなく仕組みがあるかどうかで決まる、ということです。やる気は、どうしても波があります。仕事が立て込む週も、家のことで手いっぱいの週もある。その波に左右されない形を先に作っておく。それが、止めないための土台になりました。

私がやったのは、大きく3つです。ネタを拾う場所を決める。出す日を決める。ストックを持つ。 どれも、やる気とは関係のないところで動く仕組みです。

続ける人が特別なのではなく、続く仕組みを持っているだけ。そう考えると、少し気が楽になります。

更新を止めないための3つの仕組み

1. ネタは「探す」より「拾う」── 毎朝の歩きを仕組みに

朝の並木道と静かなベンチを描いたイメージイラスト
机の前だけでなく、毎朝の暮らしから書く種を拾う。[イメージイラスト]

更新が止まる大きな原因のひとつが、ネタ切れです。私もいつも、何を伝えたいか、どうしたら伝わるかを悩みながら書いています。

そこで決めたのが、ネタとの向き合い方です。机の前で探すのではなく、毎朝の歩く時間に浮かんだことを拾うようにしました。歩いていると、家計のこと、投資のこと、家族のことが、自然と頭に流れてきます。それをメモしておくだけで、書く種が貯まっていく。

ネタは、机の前で探すより、暮らしの中で拾うほうが見つかりやすい。私はそう感じています。

メモは、スマホに、その場で残します。それでも忘れてしまったときは、思い出したときに書けばいいと考えています。

メモといっても、整った文章にはしません。「固定費を削るのは、我慢とは違う」くらいの、ひとことだけ。それでも、あとから見返すと、そのときの引っかかりが思い出せます。

思いついた瞬間より、思い出せる状態のほうが大事。 種は、拾ったら手元に落としておく。

2. 「出す日」を先に決める ── やる気に頼らない

もうひとつ役立ったのが、更新する曜日を先に決めてしまうことです。私は、水曜と日曜の週2回を目標にしています。

「書けたら出す」だと、忙しさにまぎれてどんどん後ろ倒しになります。そうではなく、出す日を固定して、そこに合わせて書く。締め切りが先にあると、不思議と手が動きます。

完璧なタイミングを待つのではなく、決めたリズムを淡々と守る。これは、投資を淡々と積み立てる感覚にも、どこか似ていると感じます。やる気が出るのを待たない。そのほうが、私には続けやすいと感じています。

とはいえ、予定どおりにいかない週もあります。家族で旅行に行っている時や、家の用事が立て込んでいる時は、公開の日をずらします。週2回は、あくまで努力目標。ずれても、また次の予定に戻ればいいと考えています。

3. ストックを持つ ── 調子の波に負けないために

それでも、書ける日と書けない日の波はあります。その波をならしてくれたのが、ストックでした。

調子のいいときに、少し多めに書いて貯めておく。ネタのメモも、思いついたときに先回りで残しておく。こうして「貯金」のように下書きを持っておくと、忙しい週でも更新を落としにくくなります。

毎回ゼロから絞り出すのではなく、貯めたものから出す。この余白があるだけで、続けることのプレッシャーがぐっと軽くなりました。

どのくらい貯めているか。いま手元には、画像まで入れた、公開を待つだけの下書きが10本以上あります。

これがあるおかげで、「今週は書けなかった」が致命傷になりません。書く日と、出す日を切り離せる。 ストックの効果は、そこだと思っています。

本業が忙しい週でも、ストックがあれば出す日を守りやすくなります。


書く順番も、先に決めてある

3つの仕組みを下から支えているのが、次に何を書くかを、あらかじめ並べてあることです。記事の並びは、ブログを始める前に決めました(前回の記事に書いています)。基本は番号どおりに出していくので、テーマ選びで止まることはありません。

迷う余地をなくしておく。 何を伝えるかは毎回悩みますが、何について書くかで迷わないだけでも、ずいぶん楽になります。

記事の型も、固定してしまった

同じ理由で、記事の形も毎回そろえています。

読者への問いかけから入って、見出しで区切って、まとめを置いて、最後にひとつだけ提案する。この型が決まっているので、記事の組み立てで迷う時間は、ずいぶん減りました。

毎回ちがう形にしたほうが面白いのかもしれません。でも、続けることを優先するなら、決まっている部分が多いほうが楽です。考える力は、中身のほうに残しておきたいので。


これから続けたい人へ:小さく仕組み化する3つ

私の経験から、続けたい人におすすめしたいのは、この3つを小さく仕組みにすることです。

  • ネタは拾う── 日常の中でメモする習慣をひとつ持つ
  • 出す日を決める── やる気ではなく、リズムで動く
  • ストックを持つ── 調子のいいときに少し貯めておく

どれも、特別な才能は要りません。意志の力で頑張るのではなく、頑張らなくても続く形を先に作っておく。それが、止めないためのいちばんの近道だと感じています。


まとめ:根性ではなく、仕組みで続ける

ブログが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。続く仕組みが、まだないだけかもしれません。

  • 続くかは、やる気の量ではなく仕組みで決まる
  • ネタは探さず、毎朝の歩きから拾う
  • 出す日を決め、ストックで波をならす

私もまだ道半ばで、公開の日をずらす週もあります。それでも、仕組みに助けられて、今日もこうして書いています。根性に頼らない形を、少しずつ育てていけたらと思っています。

🌱 最後に、ひとつだけ

続ける自信がないときは、「毎日書く」ではなく「やめない」を目標にしてみるのがおすすめです。週に一本でも、月に一本でも、止まってもまた書き出せばいい。それだけで、ずいぶん気が楽になります。

明日もまた、歩きながら考えます。


はいと はいと
40代・4人家族の会社員。
お金の知識がなかった、あの頃の自分に向けて書いています。

※本記事は、私自身の経験にもとづく考え方です。続け方の合う・合わないには個人差があります。ご自身に合う形を、無理のない範囲で取り入れてください。


情報の出どころ

  • 本記事は、このブログを実際に運営しながら試してきた方法をまとめたものです。外部資料は使用していません。
  • 毎朝のウォーキングについては、このブログの最初の記事でも触れています。
  • ブログを始めるまでにやったことは、前回の記事に書いています。

関連記事