【家計見直し総まとめ】40代4人家族が固定費削減で年68万円を生み出した6つの方法
「毎月、何にそんなにお金が使われているのか分からない」
「固定費を削りたいけれど、保険や通信費の見直しは面倒だし難しそう…」
そう悩んでいませんか? この記事では、同じように悩んでいた40代・4人家族の我が家が、無理なく固定費を月約56,800円(年間約68万円)削減した具体的な手順を公開します。
家計見直し実践編シリーズ、ようやく総まとめにたどり着きました。
最初の記事を書いたのは2026年5月のはじめ。スマホ・インターネット・生命保険・医療保険・がん保険・車の任意保険・サブスクの6つの固定費を1つずつ振り返ってきました。
書きながら自分でも改めて驚いたのは、気がつけば年約68万円、月にして約56,800円を生み出していたという事実です。
特別な節約術を使ったわけではありません。ただ、「本当に必要か?」「いくらが妥当か?」を一つひとつ確かめていっただけ。
「もっと早くやっておけばよかった」「何から手をつければいいか分からない」── そう感じている方のために、家計見直しの全体マップ、振り返って気づいた原則、これから始める人への3ステップを、6つの実体験ベースで等身大にお伝えします。
同じ40代として、「もう遅いかな」と感じている方にこそ届けたい内容です。
- 【40代4人家族の家計見直し】月30万円を投資に回すために、本気で向き合った話
- 【家計見直し実践編】スマホ料金 ── 夫婦で月6,000円・年72,000円浮かせた格安SIM見直し
- 【家計見直し実践編】インターネット代 ── 月6,000円から月4,180円へ
- 【家計見直し実践編】生命保険(前編)── 考え方
- 【家計見直し実践編】生命保険(後編)── 月44,000円から月6,500円へ実行した結果
- 【家計見直し実践編】医療保険・がん保険 ── 月9,567円から月1,300円へ
- 【家計見直し実践編】車の任意保険 ── 月4,309円から月2,131円へ
- 【家計見直し実践編】サブスク断捨離 ── 月3,325円から月2,252円へ
- 【家計見直し総まとめ】40代4人家族が固定費削減で年68万円を生み出した6つの方法(この記事)
家計見直しを1枚で振り返る:6つの見直しと年68万円
まずは結果から。
| # | 見直し | Before(月) | After(月) | 年間節約額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | スマホ料金(夫婦) | 約9,000円 | 約3,000円 | 72,000円 |
| 2 | インターネット代 | 6,000円 | 4,180円 | 約20,000円 |
| 3 | 生命保険(前後編) | 約44,000円 | 約6,500円 | 450,000円 |
| 4 | 医療保険・がん保険 | 9,567円 | 1,300円 | 99,204円 |
| 5 | 車の任意保険 | 4,309円 | 2,131円 | 26,130円 |
| 6 | サブスク見直し | 3,325円 | 2,252円 | 12,880円 |
| 合計 | 約76,200円 | 約19,400円 | 約680,000円 |
月にして約56,800円。年間にすると約68万円。
しかも、これらは 一度見直せば、その後は自動的に効果が続く性質のものばかりです。
10年で約680万円、20年で約1,360万円。これだけのお金が「動かないコスト」として、ただ通り過ぎていくはずだった ── そう考えると、見直しの価値が改めて重く感じられます。
家計見直しで効果が大きかった固定費ランキングTOP3
結果を眺めてみると、節約額には大きな偏りがあることに気づきます。
1位〜3位:固定費削減の肝は「生命保険・医療保険」と「スマホ通信費」
- 生命保険:年45万円(全体の66%)
- 医療・がん保険:年10万円(全体の15%)
- スマホ:年7.2万円(全体の11%)
生命保険・医療保険・がん保険の3つで、全体の8割以上を占めています。
言い換えれば、我が家の場合、保険関連の支払いがそれだけ過剰だったということ。「家族のため」「万が一のため」と言われると、つい必要以上に契約してしまいがちな分野。
保険を見直さずに家計改善を語ることはできない。
これがシリーズを書き終えて、一番強く感じたことです。
通信費・サブスクは「効果は小さいが意外と大きい」
スマホ・インターネット・サブスクの3つを合計すると、年約10万円。1つあたりの節約額は小さく見えますが、合算するとバカにならない金額です。
しかも通信費・サブスクは、保険よりも見直しのハードルが低い。契約変更や解約だけで完結することが多く、家族との合意も比較的取りやすい。
「保険の見直しはハードルが高い」と感じるなら、まずは通信費から手をつける。それでも年10万円浮きます。
失敗しない家計見直し・固定費削減5つの原則
6つの見直しを通して、私の中ではっきりした「原則」のようなものがあります。何度も繰り返し効いてくる考え方なので、ここで言語化しておきます。
01公的補償から考える
保険を見直すときに最も効いたのが、まず「公的補償でいくらカバーされるか」を確認することでした。
- 死亡時 ── 遺族年金(厚生年金加入なら月十数万円〜)
- 病気・けが ── 高額療養費制度(月の自己負担上限がある)
- 失業時 ── 雇用保険・傷病手当金
これらを知らないまま民間保険に入ると、公的補償と重複する部分を二重に払うことになります。我が家の保険料が月5万円超だったのは、まさにこのパターンでした。
02「不安」を「数字」に分解する
「もしもの時が不安だから」だけで保険に入ると、いくらでも上乗せできてしまいます。大事なのは、不安を数字に置き換えること。
- 何があったら困るのか?
- そのときいくら必要なのか?
- すでに公的補償・貯蓄・配偶者の収入で、いくらカバーできるのか?
- 足りない分だけ、保険で備える
これだけで、必要保障額は驚くほど小さくなります。
03固定費は一度見直せば、自動で効き続ける
変動費(食費・日用品)の節約は、毎日コツコツの努力が必要です。一方、固定費の見直しは 一度実行すれば、あとは何もしなくても効果が続く。
たとえば生命保険の月37,500円の差額は、10年で450万円、20年で900万円。何もしないでも勝手に貯まっていくお金です。これが固定費見直しの最大の魅力。
04浮いたお金は「使う」ではなく「投資に回す」
見直しで浮いたお金を、生活費の上乗せに使ってしまうと、家計改善は完結しません。我が家は、浮いた金額をそのまま新NISAの積立投資に上乗せしました。
節約は、貯めて終わりじゃなく、増やして始まる。
これは私がスマホ見直しの記事でも書いた言葉です。シリーズ全体を通して、改めてその通りだと感じています。
05家族と一緒に決める
最後に、これは数字ではなく「進め方」の話ですが ── 家計見直しは一人でやらない方がいい。
特に保険やサブスクは、家族それぞれの不安や好みが絡みます。「お父さんが勝手に解約した」となると、後々まで尾を引きます。
我が家では妻と一緒に、ノートに書き出しながら相談しました。サブスク見直しで Amazonプライムを「残す」と決めたのも、家族みんなで使っているから。
全員で納得して決めた見直しは、リバウンドしない。
これは経験から強く感じます。
これから始める人へ:3ステップの始め方
ここまで読んで「自分もやってみたい」と感じた方へ。
シリーズ全体を経験した立場から、最もリバウンドしにくい順番を3ステップでまとめます。
01現状を可視化する(家計簿アプリ)
まずは「いま何に、いくら払っているか」を見える化します。
私が使っているのは マネーフォワード ME。クレジットカード・銀行口座・証券口座と連携させると、固定費が自動的にカテゴリ分けされて表示されます。
- 通信費(スマホ・ネット)
- 保険料(生命・医療・がん・自動車)
- サブスク(毎月引き落とされているもの全部)
- 光熱費
この4カテゴリだけでも書き出してみてください。「こんなに払っていたんだ…」と気づくことが、見直しの出発点になります。
02効果が大きい順に手をつける
リストができたら、金額が大きいものから順番に取り組みます。我が家の経験では、目安として:
- 生命保険(月数万円なら最優先)
- 医療・がん保険(公的補償で多くがカバーされる)
- スマホ(大手キャリアなら格安SIMへ)
- インターネット(古い契約はだいたい高い)
- 車の任意保険(一括見積もりで即削減)
- サブスク(棚卸しと入替え)
1つずつでOK。全部一度にやろうとしないことが大事です。1ヶ月に1つでも、半年で6つ完了します。
03浮いたお金を投資に回す
見直しで浮いた金額を、必ず 自動的に投資に回る仕組みにしてください。
我が家の場合は新NISAの つみたて投資枠に、見直しで浮いた分を上乗せ。証券口座の自動積立を設定すれば、あとは放置で勝手に増えていきます。
なぜ貯金ではなく新NISAなのか。それは、年5%で運用できれば20年で資産は約2.6倍になるから。ただ銀行に預けていれば額面は減らないけれど、増えもしない。一方、新NISAなら利益が非課税で、長期積立との相性が抜群です。
月約56,800円を年5%で20年運用すると、約2,330万円。
これが「節約 × 投資」の本当の威力です。
まとめ:見直しは「我慢」ではなく「気づき」だった
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
シリーズを書き終えて、改めて思うのは ── 家計見直しは「我慢」ではなかったということ。
スマホは格安SIMでも普通に使えるし、保険は減らしても安心は減らない(むしろ公的補償の存在に気づいて安心が増えた)。サブスクは棚卸ししたら、本当に使っているものだけが残った。
「払い続けてきたお金」は、必ずしも「必要だったお金」ではない ── これが6つの見直しを通しての一番の気づきです。
そして、生まれた月約56,800円・年約68万円は、未来の自分と家族のために働いてくれるお金になりました。
- 家計簿アプリで、固定費を全部書き出す
- 金額が大きいものから、1ヶ月に1つずつ見直す
- 浮いたお金は、新NISAの自動積立に振り替える
- 家族と相談しながら、納得感をもって決める
見直しは、減らすことじゃなく、整えること。
整えれば、ちゃんと残ります。
同じ40代として、もしまだ手をつけていない見直しがあれば、ぜひ今日から1つだけでも始めてみてください。一度やれば、あとは自動で効き続けます。
明日もまた、歩きながら考えます。
参考・出典
- 家計簿アプリ:マネーフォワード ME 公式
- 新NISA:金融庁「新しいNISA」
- 高額療養費制度:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
- 遺族年金:日本年金機構「遺族年金(受給要件・対象者・年金額)」
※本記事の金額・節約効果は、2026年5月時点の我が家の実体験に基づきます。各家庭の状況により効果は異なります。
はいと
40代・4人家族のビジネスパーソン。
毎朝、歩きながらお金と人生のことを考えています。
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